ぼっちゃん

1990年私は4090 gのビッグベイビーで生まれた。

上の兄とは5個違い、その上の姉とは7個違う年の離れた末っ子として甘やかされて育った。

らしい。

物心、最初に覚えている記憶は保育園で同じ年の園児を石で殴った。

その事が私自身が記憶している最初の記憶だ。その当時ツルピカの泥団子を作る事が園内で流行っており、その材料となる粘土だったか粉末塗料になる石だったかを横取りされた事に怒り、近くにあった石を手に握り、その子のこめかみを殴打した事を覚えている。

というより起こしてしまった事態に驚き記憶に残っている。その事をこっぴどく怒られ、翌日。わざとらしく果物の包装のように包まれたあみあみの頭と怨めしく俺を見てきたあの目を覚えている。

それが私の最初の記憶だ。

怒られたから覚えているのか、私がやらかした事で両親が謝っていたから覚えているのか、それは定かではないが今でも鮮明に覚えている記憶だ。

両親曰く当時より漫画好きの子供で、手塚治虫の三つ目がとおるの影響を受けおでこにバッテンするよう2つの絆創膏を貼っていた。絆創膏を剥がすと第三の目が開眼、超能力が使える。。

早めの厨二病がきていた。

その後も周りの子供達と馴染む事ができなかった。小1でせっかく入れた学童では年上の子相手に大暴れし、出禁。両親の共働きの邪魔をしてしまった。

漫画の影響か周りの子供達より読み書きだけはできるようになるのが早かった

一番になれないかけっこより自分だけしかいない世界で漫画や本に夢中になっていた。

その一人だけの世界は小学校三、四年生まで続いた。

ある時なぜか野球を始めた。近所に住んでいた幼馴染の女の子が野球クラブに所属していたからだろうか。何がきっかけだったのか思い出す事ができない。

小学校には野球チームがありそこに所属した。

年間120冊以上借りていた読書記録もその時を境に0になった。

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